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【TED】市民ハッカー・〜住民みんなで行政を作り上げる方法〜(Why good hackers make good citizens | Catherine Bracy)

継続と発展。

ビジネスでは、至上命題となっている要素だ。

 

なぜなら、ビジネスの本質が「社会貢献」であって、真の社会貢献のためには、単発でなく、継続と発展が、より多くの人々を幸せにするために必要となるからだ。

 

ただ、継続と発展は、ビジネスに限った話ではない。

 

例えば、ボランティア。

内容によっては単発でもOKなものもあるだろうが、そうでないものもある。

外部の人が、地域住民の支援をと思い実施するイベントが良い例で、単発でも良いのだが、結局、継続的な実施が必要な場合が多い。

それは、ブランドを確立させて、毎年見込める収入となるぐらいまで拡大させてないと、開催側の負担でしかなくなる可能性があるからだ。

 

ただ、残念ながら、ボランティアは、良くも悪くも無償だ。

よって、開催側のモチベーションを維持することが最大のポイントで、かつ、最も困難なポイントだ。

結局うまくいかなかったものは、あとから「ボランティアのマスタベーション」などと揶揄されてしまうこともある。

 

 

話を戻す。

継続と発展が重要だ。

 

そのためには、当事者自身が、金銭的対価以外に価値を見出し、取り組む必要がある。

 

今回紹介のTEDトークは、Code for X(例: Code for America)というもので、対象の自治体にハッカーを派遣し、1年間フルタイムで、自治体の持つ課題をクリアするための取り組みを実施する。

 

トークでは、シンプルな作りの「お悩み投稿サイト」の作成が紹介されている。

作りはシンプルだが、質問が多数寄せられる。

Code for Americaのメンバーでは、人数が少なくて、時間的に対応が困難。

 

そこで、彼女らはどうしたか。

 

 

その地域に住んでいる人たちに、回答を入力してもらうイベントを開催したのだ。

 

 

これは、単に人数の補充という意味だけではなく、住民に対し、行政への参加の仕方、その方法の一つを提示したことで、住民が参加しやすくしたことを意味する。

 

これが非常に大きい。

 

「自分の住んでいる街のためにないかしたい」

「けど、その方法が分からない」

 

 

こう思っている人も、ある程度の割合でいるだろう。

このような人たちに、参加する方法を提示することで、行動を起こしてもらう。

 

そして、ムーブメントが起こる。

住民のみんなで、行政を盛り上げるというムーブメントだ。

 

 

このムーブメントは、非常に大切だ。

冒頭の、ボランティアの例で上げた課題をクリアしている。

きっと、住民同士のつながりも強くなり、強いコミュニティとなるに違いない。

 


彼女ら(Code for X)のやり方は、理想の一つだと思っている。

 

 

最後に、トーク中に印章に残った言葉を引用し、本投稿を終わるとする。


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And by stitching together my small act with the thousands of other small acts of participation that we're enabling through civic hacking, we think we can reenergize citizenship and restore trust in government.

(市民のハッキングだからこそ可能な、私の小さな行動と、何千人もの小さな行動を合わせるということは、市民権に再び活力を与え、行政への信頼を回復できると考えています)
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author:hiro, category:english, 14:35
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